クライアントの方に、
( ´_ゝ`)「その持ってるだけのって何やってるんですか?」
と聞かれました。
私の整体は、ゴリゴリで痛いというイメージが強いですが、半分くらいは弱圧や持ってるだけの施術も多いのです。
クライアントの方々の状況に合わせて、手技の組み立てや刺激の強弱を変えてます。
でもまあ、強く刺激を感じる施術はインパクトありますからね。
で、持ってるだけの施術は何をやってるのかというと、
位置を合わせ続けている
血流が一番良くなる座標を探し続けている
支えるイメージで、受け手の身体の反応を待っている
筋膜の繋がりを利用して調整している
などでしょうか。
関節などの位置は、その身体の状態での相対的に一番良い位置や座標があるものです。
それは、血流や他の部位の緊張などで、逐一変わります。
それをミリ単位で追い続けて、維持すると結果的に血液は流れ続けますから・・・。
例えば、それが膝なら腹から下腿に血液が循環し続けて溜まってきます。
すると、血液で満たされた構造物として、強度が増すのです。
血液が少ない部位が、血液で満たされていくと、中から膨らむように歪みや捻じれが解けていくものです。
人間は、中からの変化に弱いですから。
海に深く潜った時に、急に浮上すると危険なやつを想像していただければ。
強度が増せば、脳はそこを頼りにして使おうとします。
使われるので刺激が入り、構造のシステムが機能する。
タンパク質は、刺激を入れると応答があるので。
刺激大事。
でもこの手法は、最後の方の手順の時が多いです。
神経のエラーによる緊張や、関節の歪み、筋肉や筋膜の癒着があると時間がかかるので。
と言う訳で、私の施術は痛いだけではないのです(笑)